ついつい忘れてしまっていること。
どうも、お久しぶりです!
友人と始めたPodcast「僕らのポジション」が、コメディ部門でランキングに入り、テンションあげあげ(なんか古い)のひろぷー。です!
ところで…本当は分かっているのに、ついつい忘れてしまっていることってありませんか?
何気ない日常の中にそういうものってたくさんある気がします。
その中の一つが「死」ではないでしょうか。
平安時代を生き、『伊勢物語』のモデルと言われている在原業平は、辞世の句(死ぬ前に詠んだ和歌)としてこんなものを残しています。
つひには行く道とはかねてより聞きしかど
昨日今日とは思はざりしを
現代語にすると、「誰しも最後は必ず行かなければならない道(死ぬということ)だとは前から聞いてはいたが、まさかそれがこんなに早く来るものだとは思わなかったなあ」です。
いずれ死が訪れることは、誰もが知っています。でも、特に僕のような若い人にとってはなおさらだと思うんですが、「死」とはあまりに遠くにあるものな気がします。でも、それって錯覚ですよね。「死」はすべての人間にとって平等にやってくるのであり、いつ来てもおかしくないものです。このことをついつい忘れてしまうと、「昨日今日とは思はざりしを」になってしまうんですよね。
アップルの創始者であるスティーブ・ジョブスは、朝起きたら鏡を見て「今日やろうとしていることは、もし今日が人生最後の日だったら本当にやることか?」と毎朝自分に問うていたようです。
「死」とは暗くて怖いものですが、それを意識することで、本当に自分がやりたいことが見えてくる気がしますね。
明日やろうとしていることは、明日が人生最後の日だったらやることですか?
やりたいことをやって、「最高の人生だったなあ」と最後に言える人生にしたいですね!